『管理しきれない樹木の伐採、剪定[特殊伐採]。放置している山林の管理[林業]。伐った樹の行く末を思いながら製材を行う伊豆のアーボリストです。』


会社情報


代表挨拶

私は20代、東京でシステムエンジニアとして働いていました。
携わっていた業種は、石炭、鉄、インキ、薬品、ケミカルなど。

製造、物流、販売等のERPシステム(基幹系情報システム)の設計、プログラミングを行ってまいりました。
※基幹系情報システム:ITを使って「会計」「人事」「生産」「物流」「販売」の業務効率化を図るシステム

それと同時期に趣味と相まって森林ボランティア、登山も行ってまいりました。
森林ボランティアでは植樹、枝打ち、里山保全活動を行い、林業や山里に暮らすことについて学び、当初林業だけでは食っていけないという言葉をいろんな人から聞くことがありました。作業員の高齢化、低賃金、3K労働、国内自給率の低下などなど。

様々な葛藤の中、30歳を機に山暮らし生計の可能性を信じ林業の世界へと決意し、伊豆の「株式会社 天城農林」という民間の林業事業体に就職しました。
天城農林では本格的な森林整備事業、それと特殊伐採とういう事業に携わることができ、山の気持ち、樹の気持ち、それに関わる人の気持ちなどスケールの大きい問題や素晴らしさを勉強することができました。

そして今私が感じていることは切った木がその後どこに行き、最終的にどこに流れ着くのか本当に最後までその木の価値を最大限に生かせているのか、また違う方法でよりいい方法で活用できるのではないのかと考えることがあります。
山から、または町から様々な木材が流れてきます。建築用材、チップ材、広葉樹などなど。
搬出先は製材所、市場、木材卸、合板工場、チップ工場、輸出港、家具屋などなど。
適材適所でどこに流れても十分な価値は生み出されています。

そこで私は木材の可能性はもっとあるのではないかと思い、40歳を機に独立することを決意しました。

会社名は「有限会社 天空」。

昭和59年に祖父が創業した会社を父から譲り受け、様々な業種に取り組んで来たものを今回改めて業種、商号を変え引き継ぎました。

 天 → 地元の天城から
 空 → 特殊伐採の空師(空に近い仕事をする人)、仏教の「空」(色即是空、空即是色)

弊社は以下のような取り組みを行っていきます。
 ①山林整備
 ②特殊伐採
 ③切った木材の流通
 ④製材
 ⑤製材された材木の流通
 ⑥木材流通を知ってもらうこと[木育教育]

製材業については学習中ですが、設備環境を整え、唯一無二の木材を提供できるようします。

製材業はよりエンドユーザに近いところで、材木の利用について新しいサービスが生まれてくると信じており、チップになってしまう木材を建築用材にすること、山に捨てられてしまう木材の有効利用など可能性は無限にあると思います。
そして木材の利用価値を上げ、その分山主還元、伐採費用補填に充てられるのではないかと考えております。

話が長くなりましが、要するに弊社方針として2つあり
 ・先祖が植えた木を責任をもって最後まで価値管理を行うこと
 ・木の楽しさ、役割を知ってもらうこと

以上のことから、天城から世界に向けて木の素晴らしさを発信して行きます。

木のことで何かお悩み、ご不安、ご協力、ご提案ありましたらお気軽にご連絡ください。

以上、宜しくお願い致します。

有限会社 天空
代表取締役社長 杉山武史


会社沿革

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